とうとう禁断の扉を開きます。
ラーメン界の異端児。いや、もうこれはラーメンじゃないかも。。
そうジャンクフードの王様。二郎系ラーメンを食べてきました。
今回訪問したのは千葉県を代表する二郎系ラーメン屋である
ちばから 市原本店 です。
いつお店の前を通っても大行列で、中々並ぶ勇気と時間がなかったんですが
今回はたまたま前を通った時に並んでる人が5人程度だったんです!
ちばからは非常に有名店なのでいつかは訪れたいと思っていたので
これはチャンスと速攻で訪問することに決めました。
miniと同じようにちばからには興味があるんだけど
行列にビビッて行ったことが無いって人や
二郎系はマシマシなどの独自ルールが分かりずらくて
なんとなく行くのが怖い…
などなど。
そんな方にとって少しでもちばからの謎が解明できるヒントになればと思っています。
それでは参りましょう!
基本データ
- 店名:ちばから
- 住所:千葉県市原市西国分寺台1-3-16
- 電話:0436-23-8807
- 営業時間:11:15~15:00 18:15~22:00(月・火曜日定休日)
- 駐車場:あり
- ジャンル:インスパイア系(二郎系)ラーメン
ちゃんと駐車場あり!
まずは駐車場ですが店舗前に数台停められます。
隣の店舗が営業しているか否かで停められる台数に違いが出てきます。
そして、お店から少し離れた所(メインストリート沿い)に
10台分の駐車スペースが用意されています。
メインストリーから駐車場に侵入し、
向かって右側に赤いカラーコーンが置いてある場所がそれです。
それ以外の場所はトラブルの原因となるようなので駐車厳禁です。
マナーは守りましょう!
行列が少なかった割には1台分しか駐車場に空きがなく
何とか駐車できたって感じでしたが
なんとか車を停めて店舗に向かいます。
お店の外には5組ぐらいの待ち。1番最後のご夫婦さんに続いて並びます。
運良くベンチに座れました。これ本当に運が良い。普通はベンチにも座れず立って行列に並ぶ事になります。
しばらく待っていると何やら前の夫婦がザワついています。耳を澄ましてその会話を聞いていると、おもむろに「先に食券買うみたいだよ。」と夫婦揃って行列を無視して店内に入って行きます!
ナニ?どゆこと?
夫婦の謎の行動に理解が追いつかず、あたりを見渡します。すると…
お店の前に掲示されている注意事項に書いてありました。
どうやら1回並んで並び順を確定させたら店内の券売機で食券を購入するのがルールのようです。
それにしても長い注意書きです。しかも注意書きが長くなってしまったのはお店のルールを理解できないお客のせいだとかいてあります。かなり上から目線の注意書きですね。(笑)
それはさて置きminiも食券を買いに行きます。
店内はギトギトした感じで清潔感は感じません。
が、券売機の傍には消毒用アルコールが用意されています。一応気を使ってるみたいです。
さて今回は何を頼みますか…
しかしメニューに写真も無けりゃ説明もあまりないので何を頼めばいいのか良くわかりません。
こういう時は基本のらーめん(900円)を頼むことにします。結構高いですね。
後にも先にもお好み?
食券を購入し再度行列に並びます。
待っている人数は5組ぐらいなんですが、それでも30分ぐらい待ちましたよ。
もう気分はテーマパークのアトラクションです。(笑)
ようやく席に着いたんですが、ここでも独特なルールがあるようです。まだまだ落ち着けません…
カウンターの上を見ると、入口のところに続いて長々と注意書きが貼られています。
それによるとまず店員に最初に告げるのは
「先のお好み」ってヤツで
麺の量や茹で加減、ヤサイやアブラ、味の濃さなど基本よりも少なくしたいお好みを伝えます。この時にトッピングを注文したい人は一緒に伝えてください。
そしてラーメンが完成する直前に聞かれるのが
「後のお好み」です。
後のお好みには
ヤサイ…茹でたヤサイをどのくらい乗せるかを頼める。マシ、マシマシなど。
アブラ…背脂の量。通常でも結構ギトギトです。
カラメ…スープの濃さ。先のお好みではウスメ(薄め)を頼み、ここでは濃いめの注文となります。
ニンニク…読んで字の如く。ニンニクを入れる場合は伝える。通常はニンニクが入ってません。なのでいらない場合は何も言わないで大丈夫!
最後にネギ…これもネギを入れる場合のみ伝えればOK。
これが後のお好みになります。
非常に細かく注文のタイミングなどがあるので、ややこしく感じますがこれは慣れると自分の好みを細かく調整できるのでいいかも知れません。
これぞスーパージャンク
緊張の中、やっとの思いで注文を終えるとすぐにらーめんが提供されます。
はい。ドーン!
これがらーめん、ヤサイ、ニンニク、ネギの全貌です。(まさに二郎系ラーメンって感じですね。)
初心者の方に伝えておくと、このお店ではミニらーめんてのがいわゆるノーマルサイズなので最初はこちらを食べるのをオススメします。
出てきた山盛りの野菜に圧倒されながら、いざ箸入れです。
いただきます!
スープはしっかり二郎系。なんですが若干薄味でしょうか、なんとなく棘が無くマイルドな感じがします。
麺はきしめんかよってぐらい太く、ゴワゴワ感満載です。こちらもしっかり二郎系ですね。
チャーシュー!見てください。この厚み!
このほかにも端っこの塊がもうひとつ入っていました。
トロっとろに煮込まれていて
口に入れた途端に崩れて無くなります。
本当に大量だし肉好きはたまらないかと。
因みに二郎系のお店ではチャーシューの事を豚(ブタ)と呼びます。
総評
ビックリするほどの量を好みの仕様でいただけるは高評価出来るポイントです。が元々の量がどのくらいかもわからないし、
あらゆるところに独自のルールが存在し、そのルールも注意書きに書いてあるだけで店員の案内は無し。いかにもお店のルールに客が合わせるのが当たり前みたいな姿勢が見て取れるのは時代遅れな感じが否めません。
更に言えば清潔感が感じられないのもminiには受け入れ難いですね。
食べた後の片付けまでお客に頼むのなら、せめて「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」ぐらいは欲しいところ。
この時代錯誤のお店にあって常に行列が出来るほどの人気。
いったい何が人々を惹きつけるのか?
二郎系を語る上でよく聞く言葉に「二郎系はラーメンでは無い。二郎と言う食べ物だ。」ってのがあります。
まさに二郎系は独特の世界観を持つ食べ物なのでしょう。
細かいルールがあり、それをスラスラ注文できることにある種の優越感を覚える。みたいなスタバの面倒臭いメニュー名スラスラ言えますけど的な感じかも知れませんね。
なのでラーメンを食べたいって人にはオススメできません。
二郎系ラーメンが食べたい!って人だけ食べに行くべきお店なんだと思います。
mini的には当分行かなくても大丈夫な感じですが、しばらくすると無性に食べたくなるんですよね。きっと…
ご馳走さまでした。
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