どーも。
今日もまたまた遠くまで来ました。
袖ケ浦市です。
袖ケ浦市と言えば
干潟としては国内最大である
盤洲(ばんす)干潟が広がり
その上には東京湾アクアラインが通る
今と昔が混在するなんとも不思議な土地です。
昔から庶民の台所を支えてきた
海洋資源の宝庫である干潟があり、
近代建築の結晶とも言える
海ほたるを擁するアクアラインが
その上に悠然と掛かる、
そんな袖ケ浦周辺で
昔から住民たちの胃袋を満たしてきた
ご当地ラーメン。
そう竹岡式ラーメン。
今回はこの竹岡式ラーメンをレポートします。
ところで海ほたると言えば…
miniの大好きなドラマ
「コード・ブルー」の映画版
「劇場版コード・ブルー」の舞台にもなった場所です。
mini自身も何度か行ったことがありますが
雄大な水平線を見ながら
食べる佐世保バーガーがお気に入りだったりします。
話が脱線しました。
今回は竹岡式ラーメンが食べたくて
選んだお店ではなく、
仕事が一段落してから
近所を探して偶然見つけたお店です。
では、らーめんともへ突撃します。
基本データ
- 店名:らーめん とも
- 住所:千葉県袖ケ浦市長浦駅前3‐3‐1
- 電話:0438-62-6275
- 営業時間:11:00~20:00(水曜日定休日)
- 駐車場:あり
- ジャンル:竹岡ラーメン
寂れた観光地の食堂
お店の場所は海沿いに続く工業地帯から、
国道16号を挟んで反対側に位置し、
JR内房線の長浦駅から延びる駅前通りにあります。
駅前通りにお店はあるんですが…
ちょっとした商店街になってるんですが…
お店の周りの雰囲気は
寂れた観光地のそれです。
何となく昔は活気があったんだろうなぁ
と思わせる面影を所々に残してはいるんですが、
どことなく時代に取り残されてしまった感は否めないですね。
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/4A48EFD9-73AD-4704-BCC0-1CDD1A83AF32.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/9F63B013-2DA8-42C5-8CF8-4BF8DD82A6DD.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
入り口にはお手製の換気システム
(発泡スチロールで扉が完全に閉まらないようにしてある)が設置されていて、
お店の入り口に立ってから、
しばし本当に入っていいものか
迷ってしまいました。(笑)
でも、こう言うところが
隠れた名店だったりするんだよ。
と自分に言い聞かせ、
勇気を出して突撃することにします。
海の家!?
店内はちょっとしっかり作られた海の家みたいで、
決して綺麗ではないんですが
海の家ならこんなもんかって感じです。
メニューは壁に貼られてるタイプで
冊子とかはありません。
カウンターに座って
真上のメニューを見るために
身をそらしていたら、
おばちゃんが
「後ろにもメニューあるよ。」とぼそり。
あんのかい!と
心でツッコミを入れながらメニューを眺めます。
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![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/13BF53B7-D0A9-4D3F-889B-D3B88ABC4D57.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
そして今日のオーダーすることにしたのは
基本のらーめん(650円)です。
やっぱり初対戦は基本からなんです。
だってスゲェーのが出てきたら怖いから…
そうminiは結構ビビリなんです。(笑)
これが基本のスタイル
さあ、出てきましたらーめん!
おや?
どっかで見た事があるような…
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/3384D299-3F95-41D2-A988-019B881B3339-e1592696474744-800x600.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/4D83E33F-8732-4010-9CCD-78630EBABC20.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/CB531ABF-5C44-4B3C-AD45-7136CD529D7D.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
これは、いわゆる竹岡式ラーメンですね。
どことなく雰囲気が以前に食べたヤツに似ています。
しかし、今回のらーめんは
スープの色が極端に薄く
具材も貧相な感じがします。
これが基本スタイルなのかなぁ?と
考えてもしょうがないので早速食べてみます。
いただきます!
はい!やっぱりスープ薄い!
出汁をとったスープというより
お湯に醤油ダレって味です。
麺も茹で過ぎな感じの細いちぢれ麺。
あっさりなスープにゆるい麺。
それを少し引き締めてくれるのが
角切りにされたタマネギ。
余計な味付けなしのメンマ。
強めの味付けチャーシュー。
これはまさに竹岡式ラーメンの基本系ですな。
やっぱり食べ進めていくと
丼に竹岡ラーメンの文字が現れました。
以前に食べヤツより遥かにオリジナル感があります。
しかもこちらは
スープが薄すぎると感じる方用に
追い醤油ダレが用意されています。
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/035FB6DF-D189-4B46-B08E-A31D79A930CC-e1592696453433-800x600.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/02C484BB-0C0A-4B69-B936-98D1CE9E4D2C.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
このサービスは気が利いてますね。
素敵なサービスだと思いました。
歴史的な背景を感じる
らーめんともの竹岡らーめんは
ちゃんと歴史的な背景を残した
基本系の竹岡式ラーメンでした。
旨いかマズイかは別として、
千葉の房総地区にはこう言う
ご当地ラーメンがあるんだぞと
語り継いでいるようにも思えます。
今日のミニ丼♪
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/C7B78694-382A-421C-87F9-AC43198FD49D.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/www.campanula2020.com/wp-content/uploads/2020/06/CFB6316E-7AC1-4E1E-994E-C2A76B761FAA.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
チャーシュー丼小(400円)
チャーシューの味は
とても濃くてしょっぱいです。
でも、ご飯が炊きたてのホカホカで
とっても美味しかった。
次回はライスのみでいいかも。
総評
らーめんとものラーメンは
とってもあっさりしていて食べやすいし、
スープの濃さも自分で調節できるので
経験の無い方は
是非一度経験することをお勧めします。
なんとなくノスタルジックな気分になれて、
竹岡式らーめんの原形を垣間見る事ができるはずです。
本当に素朴なラーメンですよ。
ご馳走さまでした。
お店の場所